第一回

アフィリエイトプログラムの仕組みは、どうなってるの?
(その1)

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ポン子、インターネットビジネスの責任者に命じられ、大いに困る

ポン子
: おばさん、困った困った、うちの会社で今度、お店を出すことになったのよ。

アコ
: え、すごいね。どこに? 銀座?青山?丸の内?

ポン子: 何云ってるのよ、社員4〜5人で四苦八苦している会社が銀座にお店出せる分けないでしょう。バーチャルショップを出すの。

アコ: え? バー、バーチャル?

ポン子: そう、インターネット上にお店を出すの。

アコ: バーチャルだかパーチャルだか知らないけど、お店を出すんでしょ。いいじゃない。何が困るのよ。

ポン子: あたしがそのお店の担当になったのよ。ホームページ創ったり、売り上げにも責任を持たされるの。

アコ: あなた、前から、インターネット、インターネットって云っていたからちょうどいいじゃない。少しは勉強していたんでしょ。

ポン子:・・・うん、少しはね。会社で、emailを知っているのは、あたしだけなの。そこで、おはちが回ってきたってわけ。問題はね、おばさん、お金がさしてない会社がインターネットにお店をだせるのか、出しても果 たしてビジネスになるのかどうか・・・。

アコ: あなたの会社、何かオカシナもの売っていたわね。

ポン子: 竹炭っていう、竹で作った炭です。

アコ: 今時、炭だなんて、時代錯誤的なビジネスね。

ポン子: 燃やして、ものを煮炊きするのではなく、竹炭の持っているものすごい吸着力を利用して、空気中の悪いものを吸い取ってしまう、地球環境を変えていくビジネスで、まさに21世紀のビジネスです。

アコ: 普通の町中のお店では売っているの?

ポン子: うん、通信販売で売ってもらっているの。かなり評判がいいのよ。そこで、今評判のインターネットショップを出してみようと云うわけなの。誰か、少し、教えてくれる人がいると心強いんですけど。

アコ: あたし達のまわりで、コンピュータとか、インターネットを少し知っている人っていったら、狸穴(まみあな)のヨウスケさんしかいないんじゃない。

ポン子: ヨウスケさん? 自称、何とかのセンセイとか云っているおじさんね。かなりの年だけど、大丈夫かしら? 

アコ: 最近、相当もうろくしてきたのは確かね。でも、インターネットでメシ食っているって云っているんだから、少しは知っているんじゃないかしら。知り合いの中じゃ、一番うさんくさいジンブツだけど、話してみるのはタダだから、連絡とってみるわ。

《図》チャンスメーカーのトップページ
(ヨウスケが下働きしているホームページ。特にウサンクサイところもないが・・・・)

                      (数日後)

アコ:・・・・と、云うわけで、 ね、ヨウスケさん、ポン子に手伝ってやって下さらない。

ヨウスケ: うん、いま超多忙でね。入って来る注文をさばききれないんた。果 たして時間がとれるかどうかわからんが・・・。ま、ポン子が困ったいるなら仕方ないか。

アコ: 超多忙のようには見えないけど? 時間もてあまして、近所の猫にエサやって歩いてるっていうじゃない。 ところで奥さん、ベルギーに行ってまだ帰ってこないの? 

ヨウスケ: うん、孫の顔を見に行くと云って、もう4ヶ月になる。

アコ: だって10日くらいの予定だったんでしょ。それって、体よく逃げられたんじゃないの・・?

ヨウスケ: いや、そんなことはない。いろいろと便利なものだから、引き留められているらしい。

ポン子: ヨウスケおじさん、何か、お取り込み中のところすみません。

ヨウスケ
: まあ、これからのスケジュールを打ち合わせておこうか。今日は、第一日目ということで、インターネットでものを売るということと、その宣伝についてお話しようか。

インターネット上でものを売るには、誠意が必要

アコ: 難しい話はごめんこぅむるわよ。

ポン子: ウチの製品にも当てはまるお話をお願いしまーす。

ヨウスケ: 大丈夫、一般的な話だから。インターネットでモノを売ると云うことは、非常に難しいんだよ。アコさんみたいな、口から先に生まれてきたような人でも、インターネット上では面 と向かって説得することが出来ないでしょう。

アコ: あたしがおしゃべりだっていうの?

ヨウスケ: いや、説得力がある人だと、云っているだけですよ。インターネット上で人を説得できるのは、どうしても間接的になったしまう。それだけに誠意が見えるような努力が必要になるけどね。

アコ: 誠意があれば、それだけでいいってもんじゃないでしょ。お金もかかるんでしょ。

ヨウスケ: ポン子の会社は、予算に制限があるというから、新聞、雑誌、TVはもちろん、チラシなどもあまり使うわけにいかない・・・・・・・。

ポン子: 予算に制限があるんじゃなくて、予算がまったくないのよ。

ヨウスケ: それは、厳しいね。

ポン子: ウチの社長が知り合いの会計士さんから聞いてきたんですけど、インターネットでモノを売るときに、あまりお金をかけないで PRする方法があるんですって。その、何ていったっけな、アフィ、アフィ・・・。メモしてきていますから、ちょっと待って下さい。

ヨウスケ: アフィリエイトプログラムかな・・・・

ポン子:  そうそう、それです、おじさん!

アコ: 何よそれ、ア、ア、アフィ・・・・・

ヨウスケ:アフィリエイトプログラム 。

ポン子: 何か新しいやりかたで、宣伝や、販売をやるんですって? よく研究してくるようにって社長から云われたの。

ヨウスケ: そう、おじさんは幸い、アフィリエイトプログラムのことは幾らか知っているからお役に立てると思うよ。ただ、お金がかからないっていうのはどうかな。それなりに必要経費はかかるけど、普通 の広告に比べれば、最初から広告費を出す必要はないから、かからないっていえばかからないかな。

ポン子: 良かった! おじさん、恩に着ます!

アコ: ついでに、あたしにホームページの作り方も教えてよ。

ヨウスケ: 一つずつ行きましょう。

ポン子に「アフィリエイトプログラム」を説明する。

ヨウスケ: 言葉自体が日本人にはなじみがないから覚えられないんだよね。呼び名が幾つかあってね、アフィリエイトプログラムの他に、アソシエイトプログラム (Associate Programs)、または、パートナープログラム (Partner Programs)
という呼んでもいるんだ。 おじさんはね、日本語で「販売パートナープログラム」と呼んだらどうかなと思っている。

ポン子: そもそも、アフィリエイトってどういう意味?

ヨウスケ: 英語で、affiliate って書くんだけどね。意味は、加入する、提携する、仲間になる、といった意味があるんだ。

ポン子: じゃ、仲間になってやるプログラムとか、提携してやるプログラムといった意味?

ヨウスケ: そう、そういうことだ。商品を製造販売する会社と、その会社の商品を売るのを助ける人がいて、一緒に仲間になって商品を売るということなんだ。

ポン子: うちの会社の商品も売れるかしら?

ヨウスケ: インターネット上で売れる品物というと、いろいろあるけれど、大別 すると、三つの範囲に分けることが出来るね。・
ポン子: でも、売ると云っても、普通のお店ならば、少なくとも並べておけば人はみてくれるけど、インターネット上ではどのようにして売るんですか?

ヨウスケ: お店の存在を知ってもらわないとだめだよね。そのために、Yahoo! のようなインターネットの職業電話帳に登録して宣伝するわけだけれど、これは無料だ。

ポン子: インターネット上の電話帳に沢山登録すればいいじゃない。全部無料でしょ。

ヨウスケ: 電話帳は、探したいという意志を持った人しか見に来ないからね。あくまでも受け身です。趣味でものを売るならばともかく、ビジネスとして売るとなると積極的にやらなければ駄 目ですよね。こちらから売り込むという積極性が必要になってくる。

ポン子: インターネット上の広告ってどんなことやるんですか?

ヨウスケ: インターネット上の広告というと、一番ポピュラーなのが、バナー広告。細長い画像の上に宣伝文句を書いておいて、そこからお客さんを自分のホームページに呼び込むという方法がとられているわけだね。 バナーというのは、横断幕とか垂れ幕と云った意味なんだ。

バナー広告の一例をお見せしよう。これをクリックすると、それぞれの企業のホームページに入れるようになっている。 これを少し難しく云うと 「このバナーは、その会社のホームページとリンクがついている」 と云うんだ。







Click Here!


リンクをつけるとはどういうこと?

ヨウスケ: インターネットの一番の特徴というか、他の広告媒体にないもの、それが他のホームページに ”リンク” とつけるということだね。 上の例で分かったように、画像をクリックすると、その先のホームページに入って行く。”リンク”とは、英語で「つながっている、連結する」と言った意味なんだ。

アコ: リンクは、画像だけでつながるの?

ヨウスケ: 画像だけでなくて、文字、文字列、何にでもリンクはつけられる。もう一つ、文字の場合をお見せしよう。

パソコンプレゼント


上の 「パソコンプレゼント」 をクリックすると、パソコンをプレゼントしてくれる会社のホームページに入ることが出来るんだ。この会社の場合、メンバー登録をすると、後で抽選でパソコンが当たることになっている・・・・・

アコ: これ、日本の会社でしょ。 近くにあるからつながるのね。

ヨウスケ: インターネットの場合は国境は関係ない。世界中どこにでも行くことができる。ちょっと話は古いけど、前のクリントン大統領が飼っていたネコちゃんがいたでしょ。ソックスという。下の 「愛猫ソックス」をクリックすると、そのソックスと、今度ブッシュ大統領に連れられて入ってきたワンちゃんのことを書いた記事を見ることができる。地球の反対側でもリンクをつけることが出来る、ということだ。

ホワイトハウス最後の日
クリントン前大統領の愛猫ソックスは、4年後には、
オバサンと共に再びこの家に帰ってくるとのメッセージを
報道官を通して発表した。


アコ: なによ、クリックすると横文字が出てくるじゃないの。横文字でごまかすわけ?

ヨウスケ: 別にごまかす訳じゃない。日本だけでなくた、世界中にリンクがつけられると云うことを説明しただけですよ。

アコ: 外国のブランド品も見ることが出来る?

ヨウスケ: 勿論、見たり、買い物も出来るよ。今度までに面白いところを用意しておいてあげよう。

このように、文字列や、画像をクリックスルとその先のホームページに飛ぶことが出来、自分が興味のあるものに行き着くことができる、ハイパーリンクとも呼んでいるけれど、インターネット独自の仕組みなんだ。このリンクを利用して、多くのホームページが、仲間になり、或いは提携してモノを売っていく仕組みがアフィリエイトプログラムなんだ。

ポン子: 難しくてなってきましたね。良く分かりません。

ヨウスケ: 具体的にお話しようか。

ポン子: 御願いしまーす。

ヨウスケ: インターネット上の広告というと、さっき云った、バナー広告だね。これを、例えばYahoo!のような、人が沢山来てくれるホームページに貼れば、沢山の人に見て貰えるから、広告の効果 はあることは分かるね。

ポン子: でも、大変なお金をとられますね。

ヨウスケ: そう、1週間とか、10日で、何十万、何百万というお金を取られる。

ポン子: お金のある企業ならば出来ますけど、ウチみたいな、予算のない会社には出来ません。

ヨウスケ: そこで、頭のいい人が考え出したのがアフィリエイトプログラムなんだ。

ポン子: 仕組みを教えてください。

ヨウスケ: 仮に、かりにだよ、Yahoo!のホームページに一日100万人の人が立ち寄れば、まあ、100万の人がばナー広告を見ることになる。もし、ポン子が自分のホームページを持っていて、一日に1万人の人が立ち寄るとする。

ポン子: 1万人なんて大変な数です。

ヨウスケ: 仮にの話だよ。バナー広告を貼っておけば1万人の人がみてくれることになる。 見てくれるのと、実際に、クリックして中に入ってくれるのとは、別 の話だけど、それは、今のところおいておくとして・・・・・

ポン子: 分かりました。1万人の人があたしのホームページに入って来るとしましょう。

ヨウスケ: 個人のホームページでも、評判のホームページはそのくらいはざらにあるよ。仮に1万人だとすると、そのようなホームページを100集めれば、100万人になる。5000人立ち寄ってくれるホームページならば200集めれば100万人になる。、1000人立ち寄ってくれるホームページならば、1000集めれば、100 万になる。数を集めれば、Yahoo! に対抗できるようになる。

ポン子: そうか、それぞれのホームページにバナー広告を貼ってもらえば、一つのホームページに立ち寄る人は少なくても、数を集めれば、何万人、何十万の人に見てもらえるのね。

ヨウスケ: そういうことだ。これでアフィリエイトプログラムの仕組みは半分分かったと思うが、どうだね・・・・・・??

ポン子: ??

アコ: ?????????

(続く)


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